2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

7月おわり、根っこのほど近く

もうすぐ7月おわりだなあなんて思っていたら今日がそのさいごの日。膨らんだりぽっかり抜けたりして長かったのか短かったのかよくわからないひとつきだった。 平泉への深夜バスをとった。能のチケットもとった。おばあちゃんに電話してみようかな。能の準備…

輪郭

あるときを境に稽古ごとに半歩ずつくらい進めるようになった。どうしても動けない日があった。ズバンと打たれる指摘だからこそあたまを通して冷えないうちにからだにのせるほうがいい、とわかってはいたんだけど。ふがいなさでずっと心臓がどきどきした。ち…

境界、おいかけっこの速度、それぞれの役割

自分の記憶の場所から動きをつくっている。その場所を選んだのは、そこが境界だったからなんだと思う。生活している場所と隣町・特別なお出かけ先との境。その場所で遊んでいたことからイメージが膨らんで出てきたいくつかの遊びも、つきつめると境目とか裏…

すかすかでむだにあつい宇宙

昨日で第3回目のミニ展示が終わりました。1回目は水面や植物の写真。2回目は雨のカフェとガラスに映った浮草の写真。そして3回目はおばあちゃんの写真でした。昨日写真をひきとりに行ってそのあとマスナリさんと、おむかいのギャラリーニエプスの新納さん…

お化粧

とくに女の子ってどんなに小さくてもお化粧に興味があるんだな。発表会の時にかならず、お化粧の仕上げになるきらきらするものを持っていくようにしていた。パウダーとか、スパンコールとか、虹色のラメの入ったヘアマスカラ。それだけでぐんと特別な日感が…

横浜ヴァージンフェスタ写真2

彼女の踊りが、なんだかとてもこころに残っている。 きっとまたどこかで一緒に踊れるきがする。

横浜ヴァージンフェスタ写真1

横浜ヴァージンフェスタのときに撮った写真をいくつか。30分ほどのインプロ作品の3人組み。ところどころセットされた動きも入っていたけれど(振り付けというほどではなく)、ときどきそれがスパイスになっていた。 こんなふうに、とても影っぽかったので…

あまおと

雨が止んだけどまだ植え込みの中では雨音がしてる植え込みでは雨が遅れてくるんだな

memo/鏡遊び、盲目の少女、橋のへり、自転車、傘のいえ

そろそろとすすむ。とてもやわらかい足で。見えているのにそこにないものと、みえていないのにそこにあるもの。透明な足先が透明ななにかに触れる。そうしたらおおまわりで避ければいい。電気をまたぐ。越えたさきはまた、慎重に。電球を囲む木の枠のせいで…

memo/橋とその周辺から分岐する記憶

橋はうちと、となりの町のスーパーをつなぐものだった。母と買い物に行くときにがたごと越えた。コンクリートの道からゴムみたいなつなぎ目があって、赤いぼつぼつの床に変わるとそこが橋だった。母の自転車のうしろに乗っても運転するひとと同じように前を…

memo/つみかさなるかんかくについて

今だから生身で受け取ることを信じるのだ、というのは、なにも踊り手や身体をつかうことをなりわいとしているものだけではなくてきっといろんなひとが感覚のどこかで感じ取っていることなのではないかという気がする。つまるところそれがほんとうは一番信用…

淡路島日記/モコメシ!

AAPAの公演の時にもいつも食を提供してくれるモコメシ

淡路島日記/暮れ方の町

踊り終わってシャワー待ちをしているとき、よくこんなふうに丘のむこうの町を眺めた。ちいさく見える家もわたしも、おなじように夕陽が照らしてる。遠くにおいてきたちゅんとか、私の部屋にも夕焼けがさしたんだろうなと想像するひとときだった。

淡路島日記/空と海と

とっても、写真にはうつらないな。

淡路島日記/ミルク箱、ない数字

配達してきたミルクを入れる箱かな?ずいぶんとながく使っているみたい。 やっぱり4は欠番なんだな。

淡路島日記/古い神社・木登り

1年前のAAPA淡路島ツアーの日記が全然書きあがってないなあ…と思い出し、ぽつぽつ書くことにします。そんなこと言ったら4年前のベルリン滞在も、3年前のヨーロッパぐるぐる旅のことも全然書き終わってないんだけど。古い家が集まる区画が猪熊弦一郎美術館の…

ちょっとだけ淡路島日記/猪熊弦一郎美術館で川口ゆいさん

BRUTUSに出てきてはっと思い出した猪熊弦一郎美術館。外壁にはかわいらしい落書きみたいな絵。(猪熊弦一郎さんが描いたそうです)建築家、谷口吉生さんとのコラボレーションだそうです。 たくさんの可愛い小物が並べられておもちゃ箱のようでした。 HPを…

眠り病、横浜ヴァージンフェスティバル終了、Line展設営

どうしてこんなに眠いんだろう。軽いガスがすっかり抜けた風船みたいにしずみこんでゆく。境がないからとめようがない。横浜ヴァージンフェスタは楽しく終えることができました。作品のほかに当日急にオールダンサーズで即興を20分ほど踊ることになって、…

宙に浮いたじかん、ミノタウロス

父がうちにいるようになってからますます曜日がわからなくなった。会社にでかけても金曜にカレーを食べてもどこかで休日の時間がからだのなかにたまごのように、ある。毎週土曜日と日曜日におやすみの日のたまごをうみだすけれど、完全に戦闘モードになるこ…

耳をいつも隠している女の子が村上春樹のおはなしに出てくる。耳を出すとその子はすごいんだけど、踊るときとか初めてヴァイオリンを弾いてみてちゃんと音が出たときとか自分のペースで話ができる友人といるときとか、そういうときわたしは耳を出す。といっ…

はじめての発表会

ずっと一緒に踊っていた友人のお子さん(こういうときってなんて呼べばいいんだろ。子ども?娘さん?お嬢さん?チビちゃん?なにもしっくりこない。)Mちゃんの、はじめての踊りの発表会。おととし私がセッションハウスで踊ったときに見に来てくれて、その…

紫陽花、がっかりの出来

ちゃんと季節のものを。しかし写真を撮るときに頭になにかしら既存のイメージを持ったときには、こぢんまりとまとまってしまう気がする。そのイメージを追っているつもりはなくても、すでにもうそういうふうに見てしまうから。 今回はこれしかない、と思って…

私の木、と決めて時々登っていた木。枝の、かなり先のほうまでのりこんで葉に隠れた。 木登りはのぼるときは自分のなかの作業で、どこに手をおいたらいいか体重移動とともに足をかける場所の距離をはかったり、なかなか忙しい。わたしは近所でもわんぱくで名…

おばあちゃんを撮る

夜中の12時から稽古を始めてデュオをつくった。まだ全体像が出来ただけでスムーズに進まない。気付いたら本番は来週なのでカレンダーを見ると冷や汗がでそう。早朝6時に稽古を終えて電車はすいているだろうと思ったのに半分は座れなかった。朝早くから電車に…

チェキ

チェキが届きました。これは楽しい。じーっと出てきてゆっくり絵が浮かんで。スキャンの設定に時間がかかったけれどもう大丈夫。(まがっているけど。やっぱりわたし水平とれないや)ポラロイドってもうちょっとセピアぽい色になるもんだと思っていたけれど…

ストック

自分のなかにある景色を踊りにするっていったいどういうことだろうなあ、とぐるぐると考える。とても直截的なことばかりしている気がして打ち消す。こんなの自分がつかまえたことなのかほんとうに、と取り消す。じゃあなにが残っているんだろ?いや、残った…

『ムーミンパパ海へ行く』やそのほかのこと

髪を短く切った。ラフォーレのセールでひとにもまれた。『ムーミンパパ海へ行く』をもう一度読んだ。パパは自分が家族を守っているという実感を、ママは自分の庭を、ムーミントロールは自分と世界とのかかわりについて、それぞれが新しい灯台のある島でみつ…

ミニ『Line』展も3回目の展示になりました。

13日火曜日から、ギャラリールーニィにてミニ写真展がふたたび始まりました。今回はおばあちゃんの写真です。わたしのふたりのおばあちゃんはとても対照的。どちらともの血をひいているわたしは小さい頃から自分のなかの引き裂かれる性質にずいぶんと翻弄さ…

no title

自分にとってのおおごとってなんだろうたぶんことばにならないようなこともっと他の行為に付随して、ある気がする

夏は関西で踊ります、惑星の音

南あわじウインドファームで今年も踊れる!と思っていたのだけれど残念ながらそれが叶わず、けれど淡路島方面にゲリラライブをしにゆくことになりました。それから、大阪でも本番を。9月には神戸で舞台をやります。舞台らしい舞台に関東以外の場所で出演す…