2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

* 象の鼻公園で踊ります

横浜のみなとみらいで新しく生まれ変わる象の鼻公園のオープニングパフォーマンスに出演します。---------------------------------------------------------------------------●AAPA 『cover/2』日時 6/6(土) 13:30開演 / 15:30開演上演時間 約60分会場 象…

* 『pieces of love Vol.1 つみきの家』 加藤久仁生

積み重なってゆく時間の表現にはっとした。記憶や思い出、感触がそのまま現在の足元に積み重なっている。消えてはいなくて、いつでもそこに降りてゆくことができる…。写真のことを思った。私にとって写真とは、こんなふうに生きているあいだのある感触を切り…

* memo/6月終了:池田亮司、塩田千春

●池田亮司 + / - [ the infinite between 0 and 1] @東京都現代美術館

* memo/7月終了:日本の美術館名品展、万華鏡

●美連協25周年記念日本の美術館名品展 @東京都美術館

● 淡い灰色がいいと彼は言った

あとずさりしてはかる。ここだ、というポイントが足を留める。向こうにも同じ色彩があるんだった。振り返って、延長線に自分がいることを確かめる。髪をはらう。くぐったり絡ませる手を想像する。その向こうは波かもしれない。錆びて、折れそうな四隅。窓だ…

* ここにもリフレクション

国立新美術館に行ったのは2年前の夏に河口湖で撮っていただいた (Click!) 写真をもとにJさんが版画作品を作ってくださったから。どきどきしながら雨の中。JさんはCGでの版画作品を創るかたなのだけれど、私は版画にそういう分野があるということをJさ…

* かっぱ橋、いろいろいろ。

かっぱ橋はとにかく大量に物があった。鍋もいっぱい。お盆もいっぱい。お皿や茶碗もいっぱい。網やら、おたまやら。給食のパンを入れる大きな銀色のトレーとか、私の顔が入るくらい大きな三角の濾し器とか、何に使うんだろう?と思うくらいちいさなフライパ…

このシーンが好きだった。自分の汗が少し引いたころはじまるソロ。本番の何日か前にふっとつくりが変わって、ああ、そうかー、って思った。きっと本人が思っている姿じゃない、ほんとうの彼女がそこにいて、その姿はなんだかぎゅっと守りたいようななにかが…

* みるひと

ほかのどんな女の子よりも、真剣に通りを見つめる彼女のまなざしに目がいった。

* 虹色わたあめ

孤独のことをよく考える。ひとりきりのなかにずっと入っていって見つめることを。孤独とか、ひとりきりとか、閉じこもるとか、そういう言葉には影が差していて温度が低くどことなく悲しい雰囲気をまとっているという気がするけれど、多分その言葉そのもの、…

* 目撃

多分透明人間だとおもう。

toitoi flower、emotion、太平洋展のお知らせ

やんわりと淋しさが溶けていっている。舞台が終わるとほんとうにさみしくて、ぼんやりと何かを待ってしまう。なにを待っているのだかわからないし、動かねばならないこともわかっているのだけれど。いただいたお花が少しずつ枯れてゆく。この淋しさを放って…

* 走るTシャツ、近況です。

走る.jpが本格的にはしりはじめてから早くも2ヶ月がすぎようとしています。おかげさまで第一回の注文件数は89枚。その後も問い合わせをいただいて、合わせて100枚近くがみなさんのもとに渡ることになりそうです。ほんとうにありがとうございました。こ…

吉祥寺、ペリカン

母と、懐かしい街吉祥寺へ。カフェアマルへ行って軽くご飯。ナッツとゴルゴンゾーラのピザ、カブのクリームスープ、サラダ。私はチキンとモッツァレラが入ったほうれん草クリームの手打ちパスタ。好きな雑貨屋さんから懐かしい道を辿り、私が携わった建物を…

おさんぽの長い影

またお父さんとお母さんと近所を散歩した。お父さんもお母さんも、いつのまにか年をとった。ドイツから日本に戻ったとき、迎えに来てくれたお父さんがすごく年をとったことにびっくりした。たった3ヶ月しか家をあけていなかったのに、すごく白っぽく縮んでし…

* サッカー、アレのこと

はじめてのサッカー観戦は応援していたチームが勝った。やっぱりなにごともライブがいいな。 フランスワールドカップの時からデルピエロが好き。一時期ヨーロッパサッカーをよくチェックしていた。セリエAダイジェストもビデオに録って見てたし。日曜日、友…

* はたらくおじさん

はたらくおじさんを見るのが好きだ。おじさんは普通に歩いていると無駄だらけなのに、はたらいているときにはまったく無駄がない。 そういうシンプルさにはかなわないと思う。とっても。

* 鏡の国のアリス

今日emmaちゃんの感想を読んで、まさに私が感じていたことを絶妙に言い当てていてどきんとした。もしかしたら都合の良いように受け取っちゃったのかもしれないけれど。鏡、反射、というモチーフから私が真っ先に連想したのは別の存在との出逢い、つまり自我…

* ルフレ

なんだこりゃあ、と言いたくなるくらい舞台を撮った写真はぶれぶれでした。ピントもシャッタースピードもオートにしちゃっているから仕方ない。 なんだこりゃ。ほんとに。でも撮った私だけは、すぐにわかる。どのシーンか、その時何を思ったか。

* 耳がふさがった5日間

本番の一週間前、朝起きたら右耳があくびの途中みたいな感じになっていた。いつもは左右の耳が繋がっている感覚なんだけど(多分実際は繋がってない)、真ん中で途切れて、薄い膜が張った小部屋がいくつもできてしかもその膜はピンと張ってないから外の気圧…

* 本番終わりました、と、すぐ次!

「なんかチョーダイ」「なんにもないよ」もしかして人形だろうかと思いはじめた頃やっとロバとポニーが動いた、その瞬間。(以下の文と関係ないです…かわいかったから)+舞台が無事に終わりました。ほんとうにたくさんの方に来ていただいて嬉しかったです。…

* 初日終わりました。今日も本番です。

本番1日目を終えました。平日にもかかわらずたくさんのお客さんに見ていただいてありがとうございました。素敵な時間を共有できたのだったらいいなと思います。今回は再演だったということもあっていつもとは別の苦しさがあった。ビデオってほんとうに色んな…

* 道草のにおい、明日は本番

変わりたいと思うからかわるというのは本当だ。もしかしたらもっと想像力が明確であれば無駄なく変化できるのかもしれない。けれど私はそんなに器用ではないみたいで寄り道だらけだ。もしかしたら国道に出たことはないんじゃないかと思うくらいにくねくね整…

* tristesse allante、14日・15日芸術劇場で本番です

最後のリハーサル。からだの中の対流と皮膚の温度が釣り合わないのを感じながらはじまる。見慣れないものが視界に入るたびに意識が遅れる。それは自分の景色を見ていないせいだ。今日は誠実に動きたかった。バレエに対してじゃなくて、見せたい自分や狙った…

* ちゅんに見守られて

いつもはきっちり羽根をたたんでいるのに、寝ぼけているのかちょっとほどけ気味。私がご飯を食べ終わると次に歯を磨くって知っているから、こうして洗面所の扉のところで待っている。歯を磨き終わってうがいをすると、着替えに向かうのを知っているので私の…

* 生まれ出づるとき

茶色の蔦が倉庫のような建物に絡んでいる。出勤途中いつも横目で眺める光景。かさかさに乾いてもう枯れているんだろうなと思ったら、ある日柔らかく透き通ったつるつるの葉がいっぱい芽吹いていた。粒ぞろいで太陽を浴びて珠のように光っている。もう、死ん…

* 『歴史の天使』 ワタリウム美術館

髪を切って少し時間があったので青山のワタリウム美術館へ。日差しを浴びながら写真を撮りながら、原宿のはずれをふらふら。気になったいくつかの写真をメモ。「報われた美徳」ルネ・マグリット何もかもを根こそぎ刈り取ったような広い土地が広がっていて、…

* 輪

しろつめくさの冠。どうやってつくるんだっけ。こんなこと、自分が忘れるとは思わなかった。 石でつくったわっか。こうして並べられているだけでなぜここに理由があるように見えるんだろう。

* 『鍵のかかった部屋』 ポール・オースター

“突然、ファンショーが僕の人生の中にもう一度姿を現わした。だがその名が出たとたん、ファンショーはふたたび消えてしまったのだ。”“両足が穴の底に触れると、ファンショーは顔を上げてちょっと僕に微笑みかけ、それから仰向けに横たわった。まるで死んだふ…

* 『シティ・オヴ・グラス』 ポール・オースター

誰かを探すことが自分を探すことにかえってくる。ことわざ的なことではなくて、もっと感触として。どこまでが自分で、どこからが他人であり世界であり、その境界線とはなんなのか。名づけることでわたしたちはそれを分け、把握してひとときの安心を得ている…