toitoi flower、emotion、太平洋展のお知らせ



やんわりと淋しさが溶けていっている。
舞台が終わるとほんとうにさみしくて、ぼんやりと何かを待ってしまう。
なにを待っているのだかわからないし、動かねばならないこともわかっているのだけれど。
いただいたお花が少しずつ枯れてゆく。
この淋しさを放ってくれる代償のように。
ありがとう。
でも今でも綺麗だよ、と思う。
枯れかけている花のうつくしさはちょっとすごい。
水を替えて、小さな花束にしてゆく。


たいせつなものを選んで、煮詰めてゆかないと。
たくさん曲を聴いてまずは動かされよう。
雑音は好きだけれど、それも選ぶこと。

写真を撮るようになってからこころが動く瞬間を意識するようになった。
それは意図してやってくるものじゃないし、無視することもできない。
いい写真を撮るにはそこに居合わせること。
その意味を前とは別の角度で実感するようになった。
きっとこれからも様々な面から眺めることになるんだろう。

生身でありたい。
私は笑ったけれどそんなありかたはすごく素敵だと思っているんだ。

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今、国立新美術館にお友達のJoeさんの作品が展示されています。
おととし…だったかな、富士山の近くまでロケに行って写真を撮っていただいたのだけれど、その写真をベースにつくられた作品とのことです。

●第105回 太平洋展 国立新美術館