2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧
5年くらい前までおうちで家族とご飯を食べるということがほとんどなかった。朝は早くバイトに出かけて夜は稽古か友達と遊んで真夜中に帰って。家族との関係は悪くなかったけれどたくさん我慢してもらっていたんだろうなあ。ドイツから帰ってきて、ちゅんが…
ある寒い日。とんびが随分低く飛んでいるなと思ったら白鳥のごはんを狙っていたのでした。 でも全然とんびを近寄らせない白鳥たち。 そういえば勝気そうな目をしていたものな。
寒いけど澄んだ朝だった。
写真展とはまた別に、写真を通じてたくさんのひとと遊ぼう!プロジェクトを考えています。私が考えたのは友達を撮って展示しようプロジェクト。カメラが旅をしながら友達のともだちがどんどん写されてゆく…というもの。 まだ思いつきの案でしかないのだけれ…
ヴァイオリンを聴いた。音を空間に満たすことで、からだの中にある空間にもそれが響く。大きな空間である肺はそれを大きくとらえるし、もしかしたら血液や肉の隙間の空気のようなものにも溶け込んで作用する。踊りが、肉体を媒介して感触を伝えうるとしたら…
こんなに雪が降ることは滅多にない、と言いつつも、町のひとはちゃんとスコップやら雪用の道具を持っている。雪かきもきれいにされていたし。雪に不慣れではないんだなあと思った。 道路の脇にはこんなふうに雪を溶かす仕組みがあるし。 子供は雪の子だし。 …
寒かった鳥取の写真をのせます。 裏山の神社に今回こそ登ろうと思っていたのに、雪がドリフの坂みたいになってのぼれませんでした。 鳥取のひとも驚くほどの雪が、今年は降ったんだって。
鳥取でわたしがなかなか調理できなかったかにです。だって、このおなかの三角のところをおべんと箱のふたの留め具みたいにぱきんと外して、そこから殻と身を剥がさなきゃいけないんだっていうんだもん。おなかに指をいれようとすると長い足をぎゅーっと内側…
たとえばわたしには思い出のようなものが少ないなあと寂しかったりしても、誰かの話をきいたり本を読んだりしてその風景を自分の過去にしてしまえばいい。そのことばをきいたから、なかなか読み進まなかった本を鮮やかなまま呼吸している。もしはじめの記憶…
鳥取で、はじめてたったひとりになった時間。 ひとりで歩いているとただ色んなことを考える。 見たものから連想してそれがつらなって、いつのまにかどこからきたのかも分からなくなる。 ふと、一瞬前に考えていたことすらなんのことかよく分からなくなったり…
無邪気、みたいなところでものをしたり考えたりしているとしたらそれはもう違うんだろうということを考えた。無邪気と未熟は子音が一緒だなと、携帯に打ち込んでみて気付いた。
意欲と現実のあいだで、受けとることとアウトプットできることの差異のあいだで、約束と自分の行動力のあいだで、内部の振れはばのようなものが前より激しくなってる。たぶんこうして揺りおこすことは大切なことだと分かっているからしんどくはないし、きっ…
旅公演で考えなきゃいけないことのひとつに、自炊がある。最初の日にどっさり、カレールーとか野菜とかお米とか、時間のないときに食べるインスタントものとかバナナとかおやつを買って、稽古の合間とか朝のうちとかに「今日はなにを食べようか」みたいな、…
ざくざく氷を踏んだ道がなつかしい。 タイヨウさんはよく踊ってた。 みのりちゃんとは話しながら。 こうだくんはよく機材のことを考えてた。 上本さんはどこかから話がおりてきて、急にそのことを話題にするかんじ。
おいしいお蕎麦やさんに連れて行ってもらった。 おいしいチョコレートを知っているそのひとは、おいしいとんかつとおいしいお蕎麦どっちがいい?と訊いてくれて、うーん、と悩んでいるわたしに分かれ道までに決めればいいよと言った。 ビルが立ち並ぶ細い道…
ポストにも雪。なんども、お手紙を出そうと思って、ついにはやめてしまった。 寒くないのかー
雪は、こんなふうに、どんどん大地から押されて川にかさをかける。 自動車のぬけがら
花びらはほんのり光を発してるとおもう
さよと私は全然違うダンサーだ。からだの使い方の話をしていてもそう思うし、実際ビデオをみてもそう思う。だから一緒に踊りたいんだろうな。 こんなに土壌の違う私たちが出逢って、一緒に踊っているなんて、すごく不思議。
縫いものはむかしから苦手だ。スタジオに勤めていた頃には毎年衣装を手縫いした。バレエの衣装も自分で縫う。ティアラもつくるし、お花やスパンコールもつけて。縫うのは遅くないし下手ではないけれど、下準備をすっとばすからかからなくていい手間がきっと…
大きな出来事のあとには不思議なくらいに自分が選んだり選べなかったりすることが見えてきたりする。でもそれは大枠のことであって、ずっと続いている大問題のようなことのあいだでは相変わらずこころがたちゆかなくて足が止まったまま。さくらが明るく咲い…
またさくらの季節。去年黄金町のさくら祭で踊ってから1年・・と思うとほんとうに早い。あっという間にすぎる、という感覚はないのだけれど、思い返すとたたまれるように急に短くなる。こうだくんと朋ちゃんの結婚式でいただいた花束のなかのスイートピーを描…
おおきすぎてはみ出ちゃって撮りきれなかった木。お寺の庭にはえてました。 かさかさに乾いた枝の先になっている実とか、花びらが落ちた後のがくとかが好き。ふしくれだったかんじもいいし、それからレースや影のように繊細になっていて。
先週アーツ千代田3331で踊った画像を早苗ちゃんがYOUTUBEにあげてくれました。髪が長いのが伊藤さよ子さん、短いのが私です。途中服を脱がしてくれるのがこのお洋服をつくった横畑早苗さん。打ち合わせをしたときに、服をナウシカの森のように下げて、そのと…
あまり見たことないかたちの蔵。 蝶を連想させる。
こんなふうに移動するときにたいていいつも一番後ろからついて行ってみんなの後姿を見てる。写真を撮りたくてあちこち寄り道してしまうから遅い、というのもあるのだけれど、う自分が先頭になるかうしろから行くかということは一緒にいるひととの関係ではっ…
鳥取で、はじめてたったひとりになった時間。 ひとりで歩いているとただ色んなことを考える。見たものから連想してそれがつらなって、いつのまにかどこからきたのかも分からなくなる。ふと、一瞬前に考えていたことすらなんのことかよく分からなくなったりも…