またさくらの季節。
去年黄金町のさくら祭で踊ってから1年・・と思うとほんとうに早い。
あっという間にすぎる、という感覚はないのだけれど、思い返すとたたまれるように急に短くなる。

こうだくんと朋ちゃんの結婚式でいただいた花束のなかのスイートピーを描いているうちに、花のあかむらさきは茎や葉にもあるんだなあということを考えて、さくらの色の染物をするときにはさくらの花びらじゃなくて木の皮でする、というあの話をまた思い出した。
それから、ドイツでやっと春を迎えたとき、今まで濃い茶色や灰色だった林の一本いっぽんの木を見るとそれほどまだ芽吹いていないのに全体を見ると淡くみどりに輝いている不思議。
・・のことを思い出した。

まぶしい春がきたなー。