2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ピアノと弦の音を聴きながらずっと考えていたことがあって。これから自分がどうなって行くのかなとか、今の気持ちをどうしたらいいのかなとか。少し遠くに見える山にいっぱい生えている樹に雪が降りかかって青い灰色に見えて、実際は近いのになんだかその距…
昨日から鳥の劇場では小鳥の学校という子供に向けた舞台にかかわる授業があって、ピアノと子供の歌声がする。オペラの練習とか、作曲のものの稽古とかも聴こえて、そういう音楽を雪の景色を目の前にしながら静かに感じているとなにかとてもこころがどこかに…
朝起きると空は明るいけれど雪がさくらのように散っていて、屋根や道端やくるまやあらゆる植物にこんもりと雪が山をつくっている。鳥取は毎日そんなかんじです。10月と同じ、鳥の劇場というところにお世話になっています。鳥の劇場は鹿野町というこの地域…
写真展が無事に終わりました。会期中にはたくさんの方に足を運んでいただき、お話もできて嬉しかったです。ありがとうございました。展示した写真を何度もなんども眺めて作品としてのうすっぺらさを感じた。なんというか、表面はきらきらしているのだけれど…
写真展が始まったその日、ずっとそれまで撮っていたカメラが沈黙した。まるで役目を終えてほっとしたかのように。ニューヨークにいる時からときどきシャッターボタンが押せなくてまた電源を入れ直しては復活させて…という綱渡りの状態ではあったのだけれど。…
Line展の準備をしてきました。1週間前までは本当にこの展示が成り立つのかとても不安で寝ても醒めてもどきどき、緊張しっぱなしでした。けれどできあがったプリントを開いたときに写真展の相方のジュンさんに「いいねえ」と言ってもらえて、その途端ざあっ…
やっとのことでLine展の展示にこぎつけました。今日は21時くらいからがんばったね会をやります。その様子をustしますのでぜひご覧ください。もしかしたらゲストもいるかも!!是非ご覧くださいね。
グラウンドゼロの近くへ。でもこの日、マース・カニングハムのスタジオに行って海岸沿いをずっと歩いて疲れていたのか、頭痛が激しかった。 映画でよくばきばき壊されるブルックリン橋。せっかく夜景もきれいだったのに、頭もいたくて、時間の感覚もおかしか…
夏から一緒に踊っているタイヨウさんの舞台。どういう動きをするダンサーなのかは何となくわかっていたつもりだったけど、ひとときもつまらない瞬間がなくてこれは何なんだろう、と改めて思う。ただ立っているだけで半分以上舞台にいるということを充たして…
時差ぼけで、夕方遅くまで眠ってしまった日。 ICPはもう閉まっていたので学校へお邪魔してみた。ロビーには生徒さんたち(といってもセミプロなんだろう)の作品が飾ってある。授業の合間だったみたいで(多分、夜間との入れ替えの時間だったのだと思う)…
大きなツリーがあるロックフェラービル 撮るよー 撮るひとと撮られるひとを見ているの面白くてちょっとしあわせになる
小さなスタジオでセッションをした。電子音楽と日本の楽器、それから簡単な打楽器。わたしは身体。 久しぶりに自由に音をそのまんま受けて動いた。お互いのためだけのセッションだったから気の抜けない、でもなにか止まらない会話みたいに。 わたしもちょっ…
髪を半年ぶりに切った。前髪と耳の後ろを自分で時々切りながらしのいできていつのまにか半年。いつもはすぐものすごく短くしちゃうんだけど今回はボブみたいにしてもらった。帰り道に将来すごく好きな顔になりそうな女の子を見た。風船の静電気で髪の毛がメ…
スタジオでは猫が迎えてくれた。首輪にはフラニーとあった。いつのまにかもう1匹猫が増えていて、その子はゾーイーだった。 どっちがフラニーでゾーイーなのか、写真ではよくわからない。生身のときは雰囲気が全然ちがったのにな。それとも、ゾーイーはすば…
マンションの喫煙所から見えるこの建物が好きでいつも見上げて撮ってた。ちょっとホーンテッドマンションみたいにかっこいい。 国連脇から42thストリート。 お友達の住んでいるマンションはてっぺんにスパイダーマンの悪者が住んでいたそうだ。(ロケ地…
『デミアン』のなかに出てきたことば。とてもよかった。またメモを取りながら返したい。読み始めは何だか『トーマの心臓』みたい、などと思ったけれど、トーマの心臓とはまた別の大きさでわたしを打った。今わたしが定着させるべきことを美しい音にしてくれ…
雨の日。
クリスマスツリーが売られていた 本が売られていた どのようなシチュエーションを想定してのこのポーズなのかなこのマネキンは
ゆっくりと落ち着いて本を読みたいなと思う。子供のころは夜中の読書の時間は永遠だった。そんな果てしない時間があればいいのに。私がこんな風にいつもより何倍も読書をしたくなったり絵を描きたくなったりするのは逃避の兆候。春になったらちょっと自由時…
元旦はおばあちゃんちに親戚が集まる。こないだまで赤ちゃんだったKはもうすぐ3歳になる。電車が大好きで音がすると見せて欲しいとせがむ(窓が高くて自分では見えないから)。私の膝に座って無心にというかたべもののことでこころをいっぱいにして動物みたい…
稽古が早く終わったからルーニィに行ってジュンさんの写真をみたあと、篠原さんの「写真展を開く!」を読んでいろんなことを考えた。目の前には道路があって横断歩道があって信号で切り替わって人と車が交差してゆく。通れば一瞬だけどこうして立ち止まって…
東京都庭園美術館は目黒にあるのにこんもりしたちいさな森の中にあって、導入も含めてこの展示にぴったりだと思った。雨がざーざー降っていたけれど木や土の匂いが濃くてそれを粒のまままとって絵をみる。ときどき、薄いカーテンや凝った窓枠の向こうに揺れ…
熱が下がらない。少し疲れるたびに熱を出すのはやっぱり扁桃腺がいけないのかな。打ち上げで言われた「色気」のことを考えている。突き抜けたねじ曲がりの先の、色気。たぶん狂気のようなことも含めての。久しぶりに聞いた声。久しぶりのまち。はじめからず…
地下鉄かっこいい。
18日からはじまる写真展のプリントにやっとこぎつけた。半年ずっとこの展示にむかって歩いてきたはずなのにとてもぎりぎりになってしまった。今回はひとです。去年のあわせ鏡の時からいつかひとを撮りたいと思ってきたけれど、まさか今回ひとを撮るとは考…
教会に入ると少し涙が出るのは高い天井を見上げるからかな なにか特別な信仰を持っているわけではないけれど、ひとが祈ることや切に願うことはとても美しいと思う。それによってつくられた建物も音楽も物語のようなものも、はりつめてしいんとうつくしい。と…
写真を選びながら、ラボに向かいながら、ルーニィに向かいながら、いろんなことを考えた。焦ることはたくさんあるのだけれど、それにしたってどうしてこんなにずっと心臓がおちつかずざわざわしているのだろう。毎日は波のように、得たように思える日もあれ…
去年はここ何年かの中で一番忙しかった。(と毎年言っているけれど)1月にはじめての写真展をして。4月に高架下で踊ってあざと傷だらけになって、はじめての40分ソロを踊って度胸をつけて、5月に大好きな世田谷パブリックシアターで踊り、佐和香さんと…
昨日のショーイングは地元の方がたくさん見に来てくださいました。こんなに興味を持って頂けるということと、これだけの声かけをして頂いたということに、自分が舞台に立つ責任も感じた今回でした。舞台に立つこと、何かをつくりだして見てもらうことはただ…
我慢することをやめてもっと自分を見せてもいいですよ。と言われてどきっとした。けれど、どうしたらそういられるのかわからない。我慢が感覚を鈍らせていることは確か。元気でいたいのもいい顔していたいのも本心だからいいんだけど、きっとときどき行きす…