2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

この石のことをずっとすっかり忘れていた。こんなに遠出をして遊んでいたんだ。 細かいざらざらの感覚から、おおきなごつごつの感じから、全部覚えている。子供の頃はなんでもかんでも触るけれど、それを毎日のように繰り返していたわけだから。少し透明の砂…

そして

その橋 つつじは刈られて、覆われている。りっぱな蓋ができたかわりにしいんとしているんじゃないだろうか。振付memo/橋の周辺

振付memo/橋の周辺

お母さんとお出かけするスーパー。自転車の後ろに乗ってびゅんびゅん流れる空を見るのが好きだった。怖がりなわたしは運転しているひとと同じくらいに前を確認していないと不安だったのに、あるとき思い切って全部投げ出してかくんと首を後ろに折ったら枝が…

手紙、『ホフェッシュ・シェクター/ポリティカル・マザー』、懐かしい顔、爆音、待っていたもこもこ

手紙が届いた。金色の鳥ととりかごが入っていた。線いっぽんがそのひとをあらわすことに見惚れる。大切な日にあてた手紙を書いた。きっとこういうものはいっぱい推敲するとよくわからないものになってしまうから、勢いで書いていきおいで出した。自分のペー…

サーキット、夏至の夕焼け

なにかにつけて今気になっていることがちゃんと姿を見せる、と、近づいているようなつもりになっていたかもしれない。ここにきてぶっつりとふさがれる。ああ、そっか。同じ表面をぐるぐるとなぞっていたから似たものに出会っていたのか。もしかしたら。どこ…

すきとおるまわた

熱とか咳とかで耳のなかにぶあつい真空の栓のようなものができた。空気を抜くとびっくりするほど音が聞える。緩やかな山に登るときの気圧の差のように緩慢につつまれてゆくから音が欠けてゆくことに気付かず、いつのまにか世界がくもってゆく。目の前のこと…

ちゅんを見ていても思うのだけれど、目ってとても特別。からだのなかであんなふうに透き通っているかたまりって、目の玉のこの部分だけなんじゃないかな。爪はもっと濁っているし。目玉を横から見て、透明なレンズのような部分に底にあるはずの瞳のまんなか…

フォトトランプギャラリー&日本代表応援イベントのお知らせ

AAPAの音響を担当してくれているDJ国府田くんからお知らせが届きましたのでご紹介です。-----------------------------------------------------------------------------------------5/22につくばで開催した「TxTプロジェクト フォトトランプサイクリング」…

いまいちばんの贅沢

ただゆっくり歩いて、目に見えるものをそのまま眺めたい。コンクリートを割って出た緑の茎も、流れてゆく雲の影も、風も、みずたまりも、すれ違う蜂も。何かを見逃してはいけないというどきどきにも追われずおしゃべりにも夢中にならず、そこにある時間にた…

快復

先週から熱がひかない。熱には慣れているからと普段どおりに生活していたけれどこうして長引くとしんどい。爆発的に出てくれちゃったらいいのに、8度くらいの低い熱がいつまでも続く。たくさん夢をみる。なにが夢だかわからないくらいに。先週は父と母がい…

白昼夢

電車に乗ってうつむいて目を閉じていた。どうも熱が出そうで、けれど用事がもりだくさんだから休んでいる場合じゃなかった。うとうとしそうになりながら、でも今がどの駅とどの駅の間だかは把握していた。白っぽい名前の駅のすぐ近くに大きな総合病院があっ…

振付memo/主にOUTSKIRTS

自分の景色、問題、記憶…自分の域を出ないものをどんな触媒を通して変換したいんだろう?身体的な共感だけじゃなくてたとえばもっと機能に近いものは?ある方からヒントをいただいて、その時に、ピナ・バウシュさんの衣装に触れた時のことを思い出した。そし…

いろんなものをつくるぞと決意する

打ち合わせやリハーサルに追われた6月のはじめ。それぞれが強い色を持っているから、この夏はいろんな方向にひっぱってゆかれそう。自分でつくるものが多いから作品を全部引き寄せてみれば一点に集まってくるのだろうけど、そこはただ自分のなかだけで握っ…

メモとメモに関わること

(振付メモ。)自我 ego:周りの世界に受け入れられる行動を作り出し実行する、という機能として使われ、「私」の主体的な面を切り出した言葉。自己 self:「自己意識」や「自己概念」といった使い方がされる言葉で、「私」の意味や価値といった客体的な面を…

『字統』、ねこ、『大工よ、屋根の梁を高く上げよ/シーモア-序章』

白川静さんの『字統』は以前から存在だけ知っていていつか読みたい本だと思っていた。図書館で見つけてびっくり。辞書だったのですね。分厚くて切れるくらいに真新しい本だった。ぱらぱらとめくり、自分の名前の漢字の箇所を読んだ。ひとつひとつの意味は以…

コントラステ舞台裏3

本番の日はおもいおもいの時間に集まって、全体の稽古の前におもいおもいのからだ慣らしをする。コントラステに入りたての頃、まだ私はいかにして本番へ自分のからだや気持ちをつなげてゆくかというすべを持っていなかった。リハーサルを通じてどうやら自分…

女の子と仮面の男、カフェアマルにて

お花見の約束が流れにながれて、やっとMと逢うことができた。もうさくらは終わっちゃったけれどちょっと育った新緑を見に井の頭公園に行くことに。(霧のような雨が落ちてきたから結局いつものアマルに落ち着いてしまったけれど。)少し歩くと女の子がひと…

虹色のいちにち、時間に取り残されて歩く、空色の鳥

今日は6月15日からの『Line(ルーニィでの書籍コーナー写真展)』の写真を平林さんのラボに預けてきた。前回とてもぎりぎりに持っていってしまったので十分余裕を持って…と考えていたのに結局そんなにおおきく余裕は持てずに。これだ、というものがなかな…

楽屋

…って、こんなです。

代償、スカイツリー

iPod nanoを失くしたかと思った。万年筆を失くしたかと思った。きっと昨日ポメラを衝動買いしよう、などと考えたせいだ。初めてスカイツリーを根元から見た。じつは私のうちからにょきにょきとクレーンをのせたタワーが伸びてゆくさまが見えていたのだけれど…

おとののこる

この世のはしっこみたいな場所。 ひとつ持ち帰らせていただいた。耳にあてても波の音はしないけれど、まだ振動は残ってる。

雨と雨のあいだの日

さらさらと風が流れる。マフィンみたいな目覚めだった。夢に関係があるのか、おなかが満ちていたのか、ひかりの色がそれを連想させたのかわからないけれど。あたたかくて甘くて、たっぷりと残された一日がいとおしくて。行きたい場所がたくさんある。わたし…

リハーサル、目黒川、神田川を歩くことについて

今日は7月の大桟橋でのアートフェスティバルのためのリハーサル第1回目。目黒を歩くのはひさしぶり。パーシモンホールに行くために何故かここで降りてしまったことを抜かせば、あみととんかつとんきに行ったのが最後かもしれない。とんかつとんきのおじい…

給食

ひさしぶりの給食は、シナモントーストクラムチャウダー野菜のサワー漬け牛乳わたしは昔からよく食べるのにとてもちいさくて、先生は給食のあまりをいっぱい私の机に持ってきて「おおきくなれよー」とよそってくれた。 植物に水をあげるみたいに。

ひなげし

ひなげしがすき。 いつからこの自転車はここにあるんだろう。

ミニ『Line』展のお知らせ

ギャラリールーニィでのミニ写真展、今日からまた新作です。是非ごらんください。期間:6月15日(火)~27日(日)時間:12:00~19:00 (※月曜休館・最終日16:00close)場所:Roonee 247 Photograpy (Click!) (東京メトロ丸の内線 四谷…

横浜ヴァージンフェスタ打ち合わせ

7月の横浜ヴァージンフェスタの打ち合わせ。さくさくと、エネルギッシュに話が進む。踊ること、みせることに適度に慣れていて、飢えているわたしたち。たぶんとても面白いものになる。ヴァージンフェスタは名前のとおりフレッシュなアーティストがブースを…

コントラステ舞台裏4

眠るようこちゃん。 眠るさや。

青い花

色のなかでいちばん、青のなかにたくさんの種類をみる。時間のなかでの空をいつもみていて、時間はその刻みにきりがないから、かな。青が好きだからか、青い花をいただくことが多い。

コントラステ舞台裏2

リハーサルの合間にはお茶を入れて飲んだり、たばこを吸ったり、いろんな大きさのボールでマッサージをしたり、ようこちゃんにフェルデンクライスをしてもらったり、もりもりと何かを食べたり、もくもくとスケジュール調整をしたり、こうやってふざけたりす…