2010-01-01から1年間の記事一覧
MoMAに行った。あまりに大きくてひとつだけ、女性の写真家を特集したコーナーがあったからそこを見た。撮るからにはその何倍も見なきゃいけない(とわたしは思う)。なのに撮ることも見ることもまだまだだという自覚がある。この自覚がつきやぶられるまでは…
朝からあらしみたいな雨の日だった 世界ではじめて吹き抜けのところに緑のお庭をあしらった、というビルの中を歩く 傘の意味が全然ない
何か塗ろうとしたのかな どうしようとしたのか、わからないな
ジャスティンの友達が招いてくれたパーティー。とても広いロフトをギャラリーのようにして暮らしている。彼はお医者さんであると同時にアーティストとしていろんなところで活躍している。ベルンやブリュッセルでも作品を発表したんだって。 ひとつのパフォー…
久しぶりに夜中にパソコンをしてちゅんを起こした こんな時間なんだよ、と言いながら、買ってきた甘栗をちょっとあげたちゅんが目を閉じてぐらぐらしているので、もう寝かしつけなきゃちゅんにはたくさんのものがつまっていると思うわたしが見るものや注ぐも…
夢。その屋敷の主人は2人の女の人を閉じ込めている設定になっている。わたしはそのうちのひとりで、実はその彼とは昔馴染みで仲がいい。けれど彼も私もその設定からは逃げられない。設定的には非常にどろどろしているけど実際は、なにかままごとのような関…
イルミネーションと鉄とごみ。そんなものが目についた。鉄とごみ、と字にするともっと退廃したかんじみたいだけどそうじゃなくて。洗練された鉄と、ごんごん動いているごみ。 いつも湿っている地下鉄
NYは待ちにまったクリスマスがはじまろうとしているときだった。ニューヨークシティバレエのくるみ割り人形をこうして小さなディスプレイにして飾る。可愛らしいアイデア。 シャンパンピンクな色が可愛くゴージャスだった建物。一見FENDIってわからなくなっ…
きっとこのばら色は夕焼け。 そしてまた夜の空に入ってゆく。アメリカ大陸の上空。 上空から見る東海岸は綺麗だった。 全部ぶれぶれです
みおを撮った。カメラの前にどう居るかというのはひとによってこんなに違うものなのだな。それとも予想していたものとちょっと違ったからだろうか。ああ、そうか、と。もちろんたまたまそんな風に思っただけだけれど、知ってたけど再確認、のような表情があ…
さよを撮った。すこんとそのままいてくれる。もちろん照れたりはするけど。やっぱりだ、と撮りながらうれしくなった。ひとを撮ることにわたしのほうが緊張していたからちょっとギクシャクしてしまったけれど、とりわけそれが邪魔になったわけじゃない。へん…
近くの駅から成田空港の直通バスに乗る。2時間半の旅。がらがらのバスや電車は大好き。 今回は12月5日からルーニィでミニ写真展が始まることになっていたので、ニューヨークから携帯写真を送ってそれをデジタルフォトフレームで流す、というこころみをし…
川口さんにお土産を買ってゆくと言ったら、買い物に出るからとついでに見送りをしてくれることになった。ヨーロッパにいくときはいつも早朝だったからこんなことなかった。ちょっと時間が余ったのでお茶をする。何故か緊張している父と、母。 カフェに入って…
終わりのないことについて考えた。目がすこし狂人みたいに光っている女の子を電車で見かけた。ちゅんが遠くから呼ばれるのを待っていたのを知らずに全部食べちゃった。ニューヨークの寒さより日本の寒さに慣れて震えている。年賀状を刷らないといけない。Lin…
焦りでからだ中がぎゅうづめになってしばらくしんどかった。でもあることでそれがちゃんと色とあたたかみで満たされて救われた。ひとつずつ真摯にむかうことに歩き出せた。ひとつ本番を終えて、久しぶりの出社をして、リハーサルに出て。ひとつの本番以外は…
空気が冷たかったから陽が当たる場所を選んで椅子をずらす。ひとりでご飯を食べるとなんだか詰め込んでいるみたいな気がする。足先が丸まった鳩が移動した先にもついてきて、足元でふっくらと丸まる。こういう姿はちゅんと同じだ。いつでも素早く動けるよう…
誰を撮りたいのかずっと考えている。そして、落としてきたたくさんのことに気付く。落としたくなかったことだけをずっと落としてきたこと。自分がどんなにか実(じつ)のないものばかりで身のまわりを固めて安心してきたのか。どうしたら痛みをそれとして認識…
行ってきます!と立ち上がったとたん全然大丈夫じゃないことに気づいておうちに戻り、冬眠のくまみたいに眠っていました。気づいたら夜。もったいないよー!たくさんしたいことがあったのに。外の空気を吸いにでたらアパートのエントランスがクリスマスの飾…
朝起きてご飯食べたら眩暈がした。からだはどこも具合悪くないのに坂道をころがるみたいにあちこちに歩いちゃう。なんだろう。両目がちぐはぐな感じ。睡眠を削りすぎているかな。でも目の焦点が合わなくてふらふらするくらいで問題がないから今日もチェルシ…
『ムーン・パレス』をセントラルパークで読もうと思って持ってきたのだけれど、寒すぎてそれどころじゃなかった。だんだん指が凍って動かなくなってフィルムの入れ替えも苦労するようになった。たばこもうまく巻けなくて火をつけてもぼろぼろと風に吹かれて…
チェルシーの24th streetの一角は並び全部がギャラリーになっている。写真も絵もインスタレーションも端から全部見た。特にこころに残ったのはBruce silversteinのMicheal Wolf
一日をふいにしたことで焦りが大きくなったのか、目を閉じるとNYでしたいと思っていたこと、できるはずだったこと、しなきゃいけないと思っていたことが次々に映像になって襲ってきて、まるで高熱の時の夢みたいだった。それなのに起きていたときのことは日…
夢。外国にくる前に恋人と喧嘩をしたことを急に思い出す。(実際はこいびとではない、仲のよいダンサーの友達がなぜかそのひとだった)今まで喧嘩をしたこともない、いつもにこにこ優しいひとをどうして怒らせてしまったのか全然思い出せなかった。でも別れ…
ICP(International Center of Photography)
今夜はインプロヴィゼーションセッションをしてきました。尺八の川口さん、電子音楽のキースさん、三線のともこさん、胡弓の向井さん、パーカッションのジャスティンさん、そして身体の私。CAVEというちいさなスタジオに着くと鯖の模様の猫が出迎えてくれた…
成田を19時半ごろ出発して、NYにはその日の18時半くらいに着く。感覚として、ずっと太陽を追いかけて日にちが進まないというのはわかる。でもアメリカへは太陽に背いて進むことになるのに。日付変更線って不思議だ。時間ってなんなのかな。飛行機で飛…
動きはじめたのが少し遅くて、あれこれ済ませたあとでICP(International Center of Photography)に立ち寄ったものの開館時間には間に合わず、学校の方に立ち寄ってみました。学生でもないのにふらりと入れてしまって、壁にある生徒さんたちの作品(多分そ…
成田の町。夜に成田から出発するのは初めて。あのさくらは、見えなかった。
成田への道にはいろんな思い出があって。 細かいことなんかなにひとつ覚えていないのに、歌っていた横顔と変わり、暮れてゆく景色のことだけ鮮明に覚えてる。 あの道を走った気がする、という道がこの道路からいつも見えて、でも確認する機会のないままだっ…
ばたばたと用意をして今成田空港にいます。(無料でインターネットが使えるbroadband cafeというものがあったのです)今日から12月9日までニューヨークにいます。春に舞台でご一緒した方がニューヨークで楽団をつくったので、その最初の公演のために呼ん…