2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧
無事に本番を終えました。来てくださったかたも、応援くださったかたも支えてくださったかたも、ほんとうにありがとうございました。今回は本番の2日前に劇場入りできるという贅沢な環境で、ずいぶん吉祥寺シアターとも仲良くなれたような気がします。ほっ…
昨日リハーサルの真っ最中、もうほとんど踊り終えてさよのラストシーンを背中で聞いている時に、こうして作品を踊ってはそれが終わってゆくのは新雪を踏んでは消えてゆくことに似ているとふと思った。この中のいっときでしかわたしは生きていない、積もって…
初日、無事に終わりました。今日は劇場に入る時から何かずっとどきどきして、おなかが空いたときみたいに手が震えていたんだけど、一度通して度胸が座ったかんじ。毎回自分なりの本番へのからだやこころの持っていき方はあるのだけれど、そこは生ものなので…
鳥取のあいだはやっぱり鳥取のことしか考えられなくてずっとコントラステの本番のことが宙ぶらりんになっていた。気は焦るのだけれど手はつけられない、というかんじで。帰ってきてシフトチェンジしたもののからだもあたまも不足を探してはおののくばかりで…
なにか必死に手がかりを探している。自由になりたいなーと思う。自分のかちかちな頭から。思い当たることから片付けて、向かい合ってみるしかない。じっくり、そういうひとつひとつのことがからだに馴染むまで。たどり着く姿の心配は今はしない。ただ、半端…
昨日は1週間ぶりに東京に戻ってきて、バスを待つために空港のお蕎麦やさんに入った。3食をきっちり食べる生活だった(しかも野菜もお米も美味しくていつもよりたっぷり食べた)からおなかが重くて固いかんじになっていたので今はお米を食べたくないかんじ…
早いもので今日が鳥取での小さな本番、ショーイングです。本番をむかえる度に、今まで持っていた自分の踊りに対する妄想というか幻想というか、そういうものがいかに現実とずれていたかを感じて、慣れるどころか臆病になってときどきため息が出てしまう。ず…
鍋敷きの、素敵な絵がらの陶器の部分がはがれてしまったらエンゼルフィッシュがあらわれた
のんびりと毎日作品づくりに取り組める毎日。きちんと3食たべてみんなで話して星を見ながら帰って犬とか猫に会いながら古い家を見てどうしてこういうかたちなんだろう?と考える。当たり前だけど自分にはできないことや知らないことがたくさんあって、それ…
天使のはしごを写していたらお母さんが虹色のセロファンをくれた
去年この網を這っていたのはゴーヤだった。 今年のこれはなんだろう。いつのまにかとても繊細な花が咲いた。この夏、この葉っぱを眺めながら何回食事をしただろう?ほとんどおうちにいなかったものな。
鳥取の鹿野町にある鳥の劇場にきています。「踊りに行くぜ!?」の本番は来年の1〜3月なのだけれど(鳥取・福岡・伊丹・東京で本公演があります)その前に1週間、みっちり創作をするために。この劇場は町と手を結んでワークショップとか舞台活動とかアーティ…
写真からすくいとれるものとか、写真に含ませることとか、そういうことはいろいろ抜きにして撮りたくなった日。 白黒写真の出来上がりで、やっぱり技術がないなあと思う。この日、こんな空じゃなかったもの。 チャイが好き。いつものフレッシュネスバーガー…
神戸のカフェでとても可愛い壜のエルダーフラワーソーダを頼んで、これ持って帰ってもいいかな?と、荷物が重たいのに東京まで持って帰ってきた。なのにお父さんがまわりの絵のついたところを全部剥がしちゃって、今ではただの緑の壜になってしまった。
写真展の設営。今回の写真は、今までのものと少し違う気持ちで撮ったもの。撮るものをかたい頭や習慣や思い入ればかりで選ぶのではなく、ちょっとでも目にとまったものをとにかく撮ろう、と今思っている。いつでもカメラを手にして呼吸をするように撮りたい…
何を読んでも何をみても、なにかヒントになるんじゃないかと手探りしている。確かにどこかに触れるのに具体的な変換はできないまま。それでもいいから、ほんとうに薄いうすい膜を重ねていく。砂金を掬うように、たとえその明るさだけしか残らなくても。時に…
ものすごく空が赤かった。移動中だから撮れないなーとそわそわしていたらひとがいなくなって、隙あり!と撮った。爪くらいのカメラとか、まばたけばシャッターが切れたらいいなとかいろいろ思うけれど、やっぱり「撮れないな」と諦める景色もたいせつなもの…
今年は去年のように、毎日まいにちここで踊らなかった。だからここからの景色はあまり写真に残っていない。去年あれだけここで陽にやけて、汗だくになって、みんなでいろんな海や光や空や雲を見たことが懐かしかった。去年と変わっていたのは、草が伸びてい…
今年もAAPAで淡路島に行ってきました。※去年の淡路島日記(長いよ)→
能は素敵だった。演目は「六浦」「附子」「龍虎」の3つ。昔は能の全幕をやったんだけど、今は半能が多いみたい。六浦は紅葉を誉められたことから「功成り名とげては身退く」という謙譲を示して色を変えなくなった楓のはなし。佐々木宗生さん(はじまる前に…
榊はここから切って使う。 裏手にあったちいさなやしろ。 おばあちゃんはここから山のしたを眺めたりしたのかな。能の準備
お能の始まる前。 雨が止むといいね、とおばちゃんと話す。 仕手のかた。3回くらい、この角を曲がる確認をされていた。空間がひたっと中心に集まって思わず息をのんだ。気をとりなおしてカメラを構えたけれど、その時間はもう終わってた。能の準備をみる
まったく想像しなかった、境。
このブランコ 風がなくてもいつもここだけ揺れてる
ある日の、夕暮れちかく。 金木犀のかおりをつなぐようにあるいた。 ちかすぎるよ。
電車で少し行ったところに岸が土と草の川が流れている。コンクリートに囲まれずなだらかに変わる川は身近になかったから懐かしくてたいせつなような感じがする。本を読んでいても携帯を見ていてもふと電車がそこを通りかかると目をあげて眺める。水が多かっ…
どんなに手を当ててもその痛みをほんとうにふさぐことはできない。いっとき紛らわしたり気休めになることはできても、またひとりにする。でも願わずにはおれない。+どこかで笑っていてくれたらいいなんて思えない。わたしは欲張りだからちゃんと近くで笑って…
それほんとのてんとうむしじゃないよ。
自分がみたいもののイメージじゃなくて、一歩ひいて、そこにいる自分全体をただそこに見つける。ような、写真を撮ってみよう。というとある一日。 もしかしてこの住所は。 ルーニィでした。前回の写真のとりはずしの時。 ジュンさんの作品。私はこの写真にひ…