Chun

おとしもの

ちゅんはいつもお風呂から出て洗面所で羽根づくろいをするきれいに整列していてきれいだった

ちゅんの体内時計

母が留守だとちゅんはとたんに元気をなくす。母がいても甘える様子はそんなになくて、どちらかというと私や父に甘えたりまとわりつくことが多い。それなのに、母が家にいないと、誰にも甘えてこなくなる。部屋の隅のタンスの高いところからじっとこちらを静…

恐竜の子孫

冬の羽根に変わる途中で頭のてっぺんが抜けちゃった 頭のてっぺんがたいらだから、よけいに恐竜らしさが目立つ

今日の虹、今日のちゅん

今日は夕方に虹が出ているのを見ました。大粒の霧雨がベランダに吹き込んでいて夕陽が差していて、虹の仕組みが納得がいくかんじのシチュエーションでした。虹は7色だというけれど今日の虹は12色くらいだった。というのは、内側の紫のもっと中に黄色から…

セミと鳥(セミの大きな写真がありますので注意!)

枝につかまったまま落ちていたセミ …を狙うあばれんぼう

くちばし

くちばしと目は手と目のように別に動かないから、動体視力どおりにものがつつけるそれからちゅんちゅんの舌は花の蜜も吸えるようになっていて注射器みたいにちくっとする携帯の画面をつつくとそこが消えない傷になるみかけより、くちばしはすごい

うちのことり

最近またよいっぱりになったうちのことり。母が友達に見せたいと言うので写真集を作った。

夢/泥の土手、おとぎの森、歌うひと、夢の余熱の小鳥

土石流に父が流された夢をみた 親戚のような家族と、仲のいい近所のひとたちと2家族くらいと共同生活をしている お風呂とかはもっと多くのひとと共同みたい 私の部屋は今や細い畦を隔てたところの小さな空き地になってしまっていて、くずれかけたそこに何度…

気になる

それほんとのてんとうむしじゃないよ。

お昼にスパゲッティをつくった

ヒドイ。

まねっこちゅん

本を読んでいると覗き込むし携帯をいじっていると画面をかちかちくちばしでつつくしパソコンをやっているとキーを踏むし歯を磨くと歯磨き粉を舐めようとするし何か食べると絶対見逃さないで飛んでくるしものを書いているとどんどん出来上がっていく線を見つ…

本番初日終了、夜明け前

どうしても流れ星が見たいからベランダにちいさなコンピュータを持ち出した。目の端に一度だけ光る線を見たような気がするけれど錯覚かもしれない。いっぱい流れてきたらお母さんを起こそうと思うのだけれど、黄砂の影響か、あまり見えない。オリオン座ばか…

安心していいのに

ちゅんがわたしから離れない。帰ってきた次の日の朝から、目覚めるとわたしの部屋にぱたぱたと飛んできて眠っているわたしのからだの上をあちこち跳ねてまわる。いつもならなかなか起きないと見るとあきらめてまた居間に飛んでいってしまうのに、ずいぶん辛…

冷たいよ

お風呂のあとぷるぷる羽根をふるうちゅん。縦に、横に、とても上手に水を飛ばす。ときどきそれをわたしの肩でやってくれる。…近くにいたいんだね。 ノートの上でもやってくれる。ちかくにいたいんだね。

何を考えて、何をみているか

ちゅんと暮らすようになって鳥がとっても表情豊かだということを知った。猫を知らなかったときに猫を無表情だと思っていたけれど、まさか鳥もこんなに感情を表すなんて。頭の毛を逆立てたり、くちばしでかちかち音を立てたり、羽根を震わせたり。でもやっぱ…

まよこの関係、アネモネ、ワダエミさん

朝、顔を洗うときに湯たんぽをベッドから引っぱり出し、ぬるくなったお湯を洗面器にとぽとぽ注いだ。ちゅんがばさばさとやってきて肩にすとんととまる。お風呂に入りたいの?ときいたけどただ見学しにきただけみたい。顔を斜めにしてぬるま湯を見た。ちゅん…

ちゅんはあまり元気じゃありません

ちゅんの調子があまりよくありません。お医者さんに見てもらって骨には(分かる範囲では)異常がないし、栄養のことや生活環境にも問題はそんなにないとの診断だったのだけれどやはり毎日ちょっとずつよくない方向に進行しているようにみえます。お薬もちゅ…

ことりの骨

やっと、ちゅんを連れて病院にいくことができた。近所の鳥専門の病院は全然電話が通じず、4つ先の駅にある病院もしばらく休暇だから見てあげることはできないんですよ、とおっしゃり先生がアドバイスをくれるのみ。途方に暮れてずっと様子を見てきたけれど日…

ステレオ、寝床ができたはなし

言葉も行動もそのタイプで分けてそこに貼りつけてしまえばひとのこころの動きになんてそんなに数はないような気がしてしまうそれは自分の窓がそれだけの数だということともつながるし、だとしたら実際に、現実を前に、それがわたしにとってのすべてなのかも…