2011-01-01から1日間の記事一覧

インクとフィルムと瞳と皮膚のこと

稽古が早く終わったからルーニィに行ってジュンさんの写真をみたあと、篠原さんの「写真展を開く!」を読んでいろんなことを考えた。目の前には道路があって横断歩道があって信号で切り替わって人と車が交差してゆく。通れば一瞬だけどこうして立ち止まって…

森と芸術展と森と

art

東京都庭園美術館は目黒にあるのにこんもりしたちいさな森の中にあって、導入も含めてこの展示にぴったりだと思った。雨がざーざー降っていたけれど木や土の匂いが濃くてそれを粒のまままとって絵をみる。ときどき、薄いカーテンや凝った窓枠の向こうに揺れ…

no title

熱が下がらない。少し疲れるたびに熱を出すのはやっぱり扁桃腺がいけないのかな。打ち上げで言われた「色気」のことを考えている。突き抜けたねじ曲がりの先の、色気。たぶん狂気のようなことも含めての。久しぶりに聞いた声。久しぶりのまち。はじめからず…

NY/地下鉄

地下鉄かっこいい。

半分、手放したいまのこと

18日からはじまる写真展のプリントにやっとこぎつけた。半年ずっとこの展示にむかって歩いてきたはずなのにとてもぎりぎりになってしまった。今回はひとです。去年のあわせ鏡の時からいつかひとを撮りたいと思ってきたけれど、まさか今回ひとを撮るとは考…

NY/セント・パトリック教会

教会に入ると少し涙が出るのは高い天井を見上げるからかな なにか特別な信仰を持っているわけではないけれど、ひとが祈ることや切に願うことはとても美しいと思う。それによってつくられた建物も音楽も物語のようなものも、はりつめてしいんとうつくしい。と…

無題

写真を選びながら、ラボに向かいながら、ルーニィに向かいながら、いろんなことを考えた。焦ることはたくさんあるのだけれど、それにしたってどうしてこんなにずっと心臓がおちつかずざわざわしているのだろう。毎日は波のように、得たように思える日もあれ…

年明けにかんがえたこと

去年はここ何年かの中で一番忙しかった。(と毎年言っているけれど)1月にはじめての写真展をして。4月に高架下で踊ってあざと傷だらけになって、はじめての40分ソロを踊って度胸をつけて、5月に大好きな世田谷パブリックシアターで踊り、佐和香さんと…

鳥取反省メモ

昨日のショーイングは地元の方がたくさん見に来てくださいました。こんなに興味を持って頂けるということと、これだけの声かけをして頂いたということに、自分が舞台に立つ責任も感じた今回でした。舞台に立つこと、何かをつくりだして見てもらうことはただ…

てのひらからいったいなにが

我慢することをやめてもっと自分を見せてもいいですよ。と言われてどきっとした。けれど、どうしたらそういられるのかわからない。我慢が感覚を鈍らせていることは確か。元気でいたいのもいい顔していたいのも本心だからいいんだけど、きっとときどき行きす…

NY/雨の日3

可愛い車。 雨のニューヨークを見られてよかった。 このあとにっこりしてくれた。