沖縄の大学、oistで踊ります

f:id:amayadorinoshoko:20220315190608j:plain

ドイツ語の詩のフランス語翻訳を探し出して、そこから英語の翻訳も探し出して、なんとか自分のことばで英語翻訳をしてみようと思ったのだけど、ちょっと無理すぎた。
全然知らない言語を、ちょっとは知っているけれど自分なりの垢が全くついていない言語に翻訳するなんて無理だ。
その経過にある、ひたっとくる感じとか、勝手に想像して色をつけちゃう感じとか、きっとぼろぼろ取りこぼしているであろうこと、そういうあいだに浮かんでいていいと身の置き場を自分でつくってしまえるところが、知らないものの怖いもの知らずだな。
ことばをただ色合いとして、存在として、居させてみる。

題名は『石に耳を傾けるひとについて-Von Einem, der die Steine belauscht-』にした。
リルケの作品のタイトルをお借りしたのだけれど、このお話の中の一部は、求められていることと、私が見ようと思っていることを、つなぐことのようなきがして。