観た舞台
『À LA MARGE(外の道)』作・演出:前川知大http://ikiume.jp/paris.html そこにいない人が舞台上にいて、そこにいる人のセリフを他の人が言う、ギリシャ劇場みたいだなと思ったらアフタートークでそれをイメージしたものなのだとおっしゃっていた。光が美…
チケットを会場で受け渡され、役者さんが壁に貼り付けた座席表から席を選ばせてくれる。早速遊び心を感じて嬉しくなる。食堂は演目に合わせて日本(アジア)の屋台風になっており、メニューも和食が多いようだった。出汁の匂い。太陽劇団は日本にもファンが…
日記を残す場所をこのごろずっと考えている。ひとつのところにずっと積み重ねるつもりが、振り返るとあちこちに書き散らしてしまった。はてな、アメブロ、pocket、tumblr、note、substack、medium…記録をただ残したいだけならどこでもよかったはずなのだけれ…
ジャポニズム2018でパリに招聘されている野村万作・萬斎・裕基が演じる三番叟/月見座頭を見にエスパス・ピエール・カルダンへ。舞台美術や衣装は写真家であり、古物の収集でも名高い杉本博司。 japonismes.org 今度一緒に舞台作品を作ることになっているJと…
全然ブログを書かなくなったな。 3年前くらいまでは10年間、ほとんど毎日書いていたのに。 言葉にしてあらわす、ということに対して今よりもっと気楽でいたことが懐かしいような気もする。 明日はパリ祭です。 パリで一番大きなお祭りで、シャンゼリゼをフラ…
とてもうつくしいものをみました。終わって、去られるときになんだか胸に穴があいたような気持ちになるくらい、自分をその時間に接着してしまっていたのだと思う。しばらく複雑な気持ちをかかえたままそこにある砂とか水とか鈴とかを眺めました。ああそうか…
観たばかりなのでメモみたいですが。小尻健太さんの作品。今、小尻さんが持っている思いのようなものをほんとうに真っすぐにかたちにされたのかなぁという気がしました。たくさんの作品をつくったり参加したりしているなかで、きっとだからこそ今自分自身が…
コントラステ舞台。自分がキャストに入らず見るのは『真夏の夜の夢』以来。光や映像をいつもより使っていて転換やきっかけが多かったけれど、それが見えすぎず一体になっていてセンスがいいなぁと思う。ところどころは苦労を少し聞いていたということもあっ…
先週知人の舞踏公演を見て自分のなかでまとまりのつかぬというか行き場のないぼんやりとした疑問のようなものが頭から拭えないでいた。 いちばんこころを悩ませたのが、あのような作品が舞台という架空をお約束された場所で成立するものであるのかというすご…