写真選び・配置



ふたたび、1月の写真展のこと。

実際の展示のとき、あまりなにも考えずに貼り付けた。
写真の構図を決めるのと同じ。
自分のなかで繋がった感覚の糸を切らないこと、
それから重みと、空白と。
色はほんとうはあまり重要じゃなかったんだけど、結局そこに落ち着いてしまった。
貼り付け終わってみて、ああ、とあたまを抱えることになった。


前段階、おうちで小さな写真にして何度も並べ替えた。
父や母の意見も聞いていたら変な欲が出てきて、これもあれも展示をしたくなってしまった。
自分がこれ!と思った写真以外でも「これのほうがいいよ」なんて言ってもらったら候補に入れたくなったり…(結局全部削ったけど)。

でもこの作業を何度もやって、この1年を繋いだような気がする。
わたしのなかだけの、ものがたりみたいに。