新宿/川の辻でひなたぼっこ



なにか視線を感じるな、と振り返ったら、ぬくぬくの鳥たちがいた


鳥にとって水浴びや日向ぼっこ、つまり羽根の手入れに関することは生きるうえでたいせつなことなので、ちゅんもそうだけれど、一日じゅう羽根をくちばしでくしけずったり広げて点検して過ごしているようなところがある。
さっきまで品よくぴるぴるからだを震わせていたのに、ひなたぼっことなったら、子沢山で自分のことにはまったくかまけている(手入れのためなのでこういう表現はまったくおかしいのだけれど)お母さんみたいな外聞のなさでからだをよじって陽にあてている。
神経質なのだかかまわないのだか、わからない。