好きな食べもの

昼ごはん、何食べたい？と訊かれると、ドリアがいい。と答えてた。 お母さんのドリアは世界一美味しい。 パリに来てから無性に食べたくなったので自分で作ったけど2度目にしてお母さんの味をほぼ再現してしまった。 あっけない。 作り方は簡単です。 余ったご飯と余った野菜を炒めてピラフにし、バターと小麦粉と牛乳と豆乳で作ったホワイトソースを混ぜ(柔らかめ)、のせ(固め)、チーズをかけて焦げ目をつける。

変な子どもだなあと思うんだけど、私はそのひとが自分にとても嬉しい素敵なことをしてくれると、このひとが死んだら今のこのことを思い出すのだろうなと未来に先回りして悲しくなる癖があった。そうやって自分で印をつけるからきっと本当に思い出すのだ、と分かっていてもやめられなかった。 だから、私はドリアを食べるたびに、ばかみたいに涙が出そうになる。

今日は学校では比較級。 bonとbienの使い方がまだ馴染めない。 ふたつめのクラスでは"愛について"の物語を、半過去と複合過去を用いて作文した。 ストーリーを練りすぎておわりまで書けなかった。 とにかく文法の問題よりも先生が何を言ってるのか分からぬため(耳もついていけてないし知らない単語も多い)、今何を先生はしようとしてるのか、設問は何なのか、察するのに時間がかかる。

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去年の今頃何をしてたかな？ というのを後々知るのは楽しいので、なんでもなくても日記を書こうかな、と思う。