* 仲間たちの家族たち



こんなふうにそれぞれの子供をだっこする彼らを見ることが出来るなんて。
あの時は全然、ほんとうには想像できなかった。
ちゃんとお父さんになれるなんてね。
(わたしのほうがちゃんとお母さんになれると思っていたのに!すっかり遅れをとっている)


彼らにそっくりなところを見つけて、それでまたいとおしくなるなんて。
そんなことも、ほんとうには想像できなかったことだ。

友達の子供や赤ちゃんに会いに行きたくても前もって予定を入れることが難しいこの生活ではなかなか。
家族のあるひとに不確かな約束をするのはこころ苦しいから。
でも、やっぱりあいたい。
まだちゃんとあえていない。

今度みんなに逢えるのはいつだろう。