auto-intoxication
何かをぶつけたいような、壁をがりがり掻きたいような、もしかしたら文章にしたいのかもしれないと思ったけれど胸焼けをおこしているように、喉から出てこない。
あんまり複雑なことは胸にためこんでおけないんだと思う。
こっちに体重を移してしまったら、きっとわたしはずっと坂を転がり落ちていってしまう、つなぎ留めてくれるのは、脇目をふらずに必死になる、ということ以外にないのだろうな。
受け取るばかりになったり、足を止めてさぼると、からだがおもくなる。
自分から湧き出してくる毒のために。