岩手/薪能の準備をみる



能の準備ができるまであちこちをうろうろして写真を撮った。





雨はだいぶ小止みになってきていた。

能がはじまるまでに止まないとたきぎが焚けないですね、という話から、薪能というのはたきぎを焚きながらするから薪能なのではなくて、たきぎを神様に奉納するための儀式なのだ、ということを知った。
お米とかお酒を神様におさめるように、火も神様にささげる。


火と水は正反対な気がするけれど、その性質の持つ役割はおなじなのだなあということを思った。
清めて、はらって、破壊して、次のスタートを与える。

けれど自然にあるものすべての最期のすがたのことを思ったら、なんでもそうだと言い得るのかもしれない。


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