岩手/畑へ



高いところから眺めているわけにはいかなくて畑のほうに降りていった。


こんなのどかなところに似つかわしくない看板。
だってひとっこひとりいないんだよ。




ぽつんと落ちていた枯葉。
いつもならぱりぱり踏むのに、なぜか踏めなかった。
帰り道にもずっと待っていてくれた。


はなちゃんの記憶の場所