* 友人の決意、浮き上がったたいせつなことメモ



友達の決意が自分の取り組みかたをかえりみさせてくれる。
わたしが自分をついやすべきことは、なにか。

+

もっともらしく発見したように考えていたことはぜんぶもう誰かが書いている。
新しいかたちの物語をひねり出すことよりも、ものがたりを生きる人物に彩りと匂いをつけ、
豊かに堅実に歩ませること。

リアクションではなく、アクションとしての動き。

踊りは、直截的にはことばが扱う部分ではないところの浮上かもしれない。
けれど踊り手が生きているなかでどういうふうにことばというかたちにしているか、
ということがずいぶんあらわれるものなのだという気はする。
踊っているからことばにしなくてもいいわけではない。
かといってことばにできるようなことを踊るのはつまらない。
舞台というあの場所、からだがそこにあるというあの生の瞬間だからこそよかった、
というものにしなければいけない。
からだがそこにあって時間を共有できるということはそれだけで特別だけれど、
これからはその事実の豊かさだけに甘えていられない。