ひとつの朝とながい夜



すっきりと起きた朝。
ちゅんにバナナを切って、植木に水をあげる。
ラナンキュラスは4本咲いていたけれど、切り花にするのはやめた。
チーズオムレツを焼いてトマトとヨーグルト。
ちゅんと一緒に食べる。
2日もためてしまった洗濯物を干す。
今日はよく乾きそう。
汗や汚れといっしょにどこかに流されて、そして太陽に奪われていく水を想像するのが好きだ。


夜中、何時間も腹痛で苦しんだ。
あんまり痛いと笑ってしまうみたいで、まっすぐ歩けない自分の格好とかがおかしかったし、お布団のなかで中華おこわをもぐもぐ食べている姿もおかしかった。
明け方近くなってそうだ薬を飲んでみたらいいんじゃないと気付いて救急箱を開けたら、湿布と酔い止めと冷えピタと絆創膏しか入ってなかった。
まったく救急してくれない!と嘆きながら、ベッドに戻った。
自然治癒家族にもほどがある。

次の日、出社時間をすぎてからすっきりと治った。(だからまったくご心配なくね)
会社いやいや病だったのかもしれない(うそ)


ちゅんはぐっすり眠っていてたよりにならなかった。