* サーファーのあさ



うとうとしながら眺めていた月。
近くにあった暗い星は、目覚めたときもう見えなくなっていた。


サーファーたちの朝は早い。
すごく寒いのにがやがやといつのまにか準備を整えて波をめがけていく。


会社にサーフィンをやるひとがいて、一時期は会社のお休みの日は必ず海に行っていたと話していた。
スキーとかサーフィンとか、遠くまで道具を持っていかなきゃいけないことが昔から苦手であまり手を出したことがない。
でも波に乗るのは気持ちがいいんだろうな。