* クワンとジュリアナ





4月にアラン・プラテルの作品が来る。
2年ぶりにクワンとジュリアナが来る。
ピーピング・トムの公演に入ってたチラシには、出演者にジュリアナの名前もあった。
彼女がどんな風に踊るのか、すごく楽しみ。

前回うちにステイしてくれたとき、私も英語を話せないけれど両親はもっと話せないのでその期間なんだか家じゅうが変な熱を帯びていた。
父は会社を休みさえした。別にクワンをどこかに連れて行ってくれたわけでもないのに。お祭り気分だったんだろうな。
KくんとYちゃんとも知り合えたし。


クワンが帰るときにはお母さんは寂しいって泣いたりした。
ひとことも話さなかったくせにね。

うちは誰も社交的じゃないから、自宅にお客さんがくることはほとんどない。
ひとがきらいなわけじゃないのに、どこか不器用で、うまくひとをもてなすことができない気がしている。
だから、そんなうちに突然飛び込んできたお客さんをみんなおっかなびっくり、でもこころから歓迎した。


ああ~。
今回も英語に汗をかくのか。
いつまでも懲りないな、私は。