* 仕事帰り、ぼったくられそうになる/カンボジア
畑から帰って来るひとたち。
不思議な色の沼。
トレンサップでは小さく衝突が2つあった。
ひとつは湖を渡してくれる船に乗ろうとしたら料金が違ったこと。
お客さんが私たちしかいないから料金を値上げすると言い出した。
本当にそういう事情なら仕方ないけれど、最初から高い値段を持ち出したり、料金表はないと言い出したり、急に今はオイルが高いから頼むよという風に下手に出たりした。
日本人だからお金を出させようとしているんだなあということはすぐに分かった。
私の最大限の英語を駆使してなんとか、正当な値段で取引をした。
飛行機に乗ってわざわざこの土地に来てここのひとたちの生活に関わることがときどき重くこころにのしかかった。
したたかに生きている、とただすがすがしく笑えるときもあれば、やっぱりこうしてもしかしたらぎりぎりで生きようとしている人たちの生活のごく近くまで、何も考えずにくるべきだったのだろうかと考えるときもあった。
途中のオイルやさん。
ペットボトルにオイルが入っていることがよくあるのでカンボジアに行くひとは注意。