おまけ、油断する夕方、無花果ケーキ

11:35
マルシェへ。
玉ねぎ、にんにく、生姜、トマト、長ネギ、ベトラブ、人参、きゅうり、メロン、平たい桃、さくらんぼを買う。
ブルーベリーとレタスをおまけしてくれる。いつも何かとおまけしてくれる。これも戦略だし売れ残りそうなものをくれているのは分かっているけれど、それでも嬉しい。先週はひとつかみのミントをもらってミントティーを楽しんだ。

19:54
夕方が長いから19時になってもまだまだ一日は終わらないなどと油断してちらちらと揺れる葉影を眺めたりしてしまう。明るいけれどもう夜なのだからと日を閉じる準備をする必要はある、のだけどこの時期にしかこうして浮かれることもできないからまあ良いか。
しばらく空けてしまったけれど『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』(フランス語版)を読む。やっと1/10くらいは読めたかもしれない。洗い出しが終わったところ。

21:29
少ししか読めなかったけれど、構わない。
まだ明るい。空が優しい色だ。
こんなにしょっちゅう夕焼けを見られる生活は、数年前には想像しなかったかもしれない。
夕飯は昨日の残りで良いので、解凍してラムに漬けていたイチジクでケーキを作ることにする。