話していると今一番わたしのこころをとらえて離さないもの、頭をぱんぱんに膨らませているものにどんどんじょうろでお水を与えられているよう。めまいがするくらいに膨大で深遠なそのことをみみかきくらいに小さく、だけど繊細に、ちょこっとずつ耕している…
きっと手放せなくなると思うよ、とわくわくしながら録画していた映像を見せてくれたことを覚えている。彼はそんなふうにどこからか私のこころを掴むものを持ってきては、わたしの世界に投げ入れてくれた。アフリカのそれだったのか、メキシコのそれだったの…
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