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なんか、ぽっかりしてる。
重くてどうしようもないわけでもないし、でも何も手につかないわけでもない。
からだの外側とこころのなかみの重みがすれ違っていて、時差もあるかんじ。
いろんな絶望と、いろんな気負い(いい気負い)に関係がある。

でもどんなことだってほんとうは怖くなんかないんだな。
怖いとちぢこまった結果失うことのほうが何倍もこわい。
寄り道はいっぱいしてよくて、でもただ時間をにぎりしめて凍ってしまってはなにもならない。
どうしたって毎日どんどん変わってゆくのだし、変わりたくないと願う一部は、それを守って育てるしかない。
手を離すのも穏やかにそこにいるのも自分なんだな。

どうしていつもなにか足りないと感じるんだろう、
ってずっとかなしかった。
でも今はそれを水みたいだと思うことがある。
どんな隙間も、それに満たされてしまえばいい。