* 六本木家族ツアー1



なかなかお出かけに連れて行ってくれないと嘆く母を連れ出そうとしたらやっぱり父だけを家に置いてゆくのもこころにひっかかるみたいだった。
面倒くさそうにされちゃうかなあと思いながら誘うと、そうくると思ったよ、とすんなり受け入れてくれた。
両親とお出かけなんてすごく久しぶりだ。


サントリー美術館にて三井寺展。
お寺の佇まいは好きなんだけど、ガラスケースに並べられた仏像はあんまりもしかしたら興味がないかも、と考えた。
あまりにも無知だからかもしれない。
そこに創ったひとの手の汗を感じようとしたり、蔵にこもって彫ったのかなあって思ったり(手塚治虫の火の鳥鳳凰編みたいに)、ここに向かい合って強く静かな祈りがささげられたんだなあ、ということを想像したりしたんだけど。

インドの神様のことをずっと感じていた。

千手観音は手が40本もあって、ひとつの手が25人の人を救えるんだって。


像よりもふすまの絵に魅了された。
たくさんの鳥のなかにヒヨドリはいないか探した。
どうしてふすまに絵を描くようになったんだろう?
平らな白い紙があったら絵を描きたくなるよね!と話していた私たちはおバカな母娘だろうか。

とても面白かったのは池大雅の襖絵。
すごくコンテンポラリーだった。
調べてみたら他の絵もなんだか好きだなあと思う。 (Click!)
名前のついた美術館もあった。 (Click!)


ミッドタウンから歩いて六本木ヒルズへ。
そしてハヤシライスを食べる。
私は甘いのと辛いのを両方食べられるセット。


ここ、友達が図面をひいた。