* 東京タワー50周年 3



たくさんの電飾を見るとどうしてもエレクトリカルパレードの曲が頭を勝手にめぐり出す。
きらきらしたものを見ると、ひとみに輝きが映るだけで、からだのなかの面積が変わる気がする。
吸い込む空気の濃度が変わる気がする。
満ちる、に似ている。


9時半くらいになっていったん照明が落ち、また違う東京タワーに?!
と思ったら普段のよそおいに戻っただけでした。
体育館の電気みたいに徐々に明るくなってゆくのではじめ白っぽい部分は蒼い色でした。
トリコロールになるんだ!と思ったら徐々に白くなって、やがていつもの色に。
けれどそのちょっと褪めた色のタワーはいつもよりもくっきりと鉄骨が浮かび上がってきていて、とても綺麗だった。

ちなみに骨フェチだし工事現場フェチなので、鉄骨のタワーはそれが組み合わさってとても好き。
東京タワーはほんとに美しい骨のかたち。