いちにち気持ちが彷徨ったままだった。ひっそりと染みついた淋しさが浮き出てきてからだに膜をはっているようだった。見たいものにも逢いたいものにも、どんな言い訳もせずにまっすぐあいに行かなきゃいけない。でもそう決意したとたんに、そんなふうに何も…
早すぎる…。ほんとうのこと?と呆然としていたら友人からメールがきた。あまりにもショックで…と。私も本棚からピナの本を取り出して、でもどこをどう読んでいいかわからずひざの上にのせて写真ばかり見ていた。彷徨うような繊細なからだ、深く物思いにふけ…
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