私も満点の星を淡路島で見たんだった。天の川を見たのは子供のとき以来だった。あんまり星がたくさんあって泣きたくなった。空を見ながら大事な友達のことを思い出して、ささやかにあったかさが伝わるといいな、と念じたんだった。友達の日記で思い出した。
本番前、目の前の川の上を飛ぶ鳥がつばさを止めて風に乗り、尾羽だけをあちこちに傾けてためしてみているのを見かけた。みせようとしないただ日常の動きの何気ない存在感。わたしはあの空間のなかでなにをしているのだろうか、と考えた。 意識の階層のいろん…
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