黒い蝶がいた。水を飲んでいるんだろう。山はかんかん照りでこれだけの緑が枯れずにいられる水分はもう土に残っていないように思えた。でももちろんそんなことはなくて、土はちゃんと深くに水をいだいている。 ここに溜まる水が好きだった。壁のかおぶれ
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